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2021.02.24

WING

砕氷艦「しらせ」、第62次南極観測支援を終え帰港

初の約1万6000マイル無寄港航海を無事完遂
 
 海上自衛隊の砕氷艦「しらせ」は2月22日、「第62次南極地域観測協力」の任務を無事完遂して南極地域から横須賀に帰港した。2020年11月20日に出港した「しらせ」は、今次観測支援において総行動日数109日、総航程約1万6000マイルにわたる航海を行い、氷を砕くラミング回数は560回実施した。なお、南極・昭和基地沖への接岸日は2020年12月21日、離岸日は翌2021年1月19日となっており、8年連続での昭和基地沖への接岸に成功した。
 第62次南極観測支援において、「しらせ」には艦長の竹内周作1等海佐以下約180名の乗員が乗艦。往路では・・・・・。


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※写真=約1万6000マイルの無寄港航海を無事完遂し、砕氷艦「しらせ」が横須賀に帰港。「しらせ」は今次観測協力において560回のラミングを実施。船体全周にわたって喫水線付近の塗装が剥げており、南極近海の厳しさをうかがわせる