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2021.02.24

WING

防衛省の女性活躍推進、採用割合で19年度目標達成

省全体で事務官など25.2%、自衛官では7.4%に

 防衛省・自衛隊は、女性の活躍推進および次世代の人材育成支援に関する取組みについて、直近の状況を発表した。採用者に占める女性職員の割合では、国家公務員試験採用者の女性割合を毎年度30%以上にすることを目標としているが、2020年4月1日時点の割合は36.1%だった。防大学生、医大学生、高等工科学校生徒含む自衛官の採用では、毎年度10%以上を目標としているところ、2019年度では16.1%に達し、こちらも目標を達成した。そのため、組織全体の女性の割合は2019年度末の時点で、事務官などで25.2%になり、自衛官では7.4%になった。
 この採用関係について前年度の実績を見ると、国家公務員試験で37.3%、自衛官採用で15.7%と、いずれも前年度に続き目標を達成したことになった。この目標を設定した2014年度時点では、・・・・・・。

 男性の育休取得、目標まで厳しい数字に
 休暇取得率の伸び停滞、20年度目標の15日遠く

※写真=女性の活躍推進で取組み進むも、男性の育休取得などは目標までまだまだ遠い