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IATA、今年の現金燃焼が750億~950億ドルに拡大
年間通じてキャッシュマイナス、変異株で規制強化影響
国際航空運送協会(IATA)は2月24日(ジュネーブ現地時間)、2021年のキャッシュ・バーン(現金燃焼)が750億ドル~950億ドルのレンジにまで膨らむと予測した。従来の予想では450億ドルだった。IATAは想定以上に新型コロナ禍が長引いていることから、2021年の航空業界は年間を通してキャッシュマイナス状態が続くとの予想。昨年11月に発表した予測では、今年第4四半期(9-12月)にはキャッシュプラスに転じるとしていた。
※写真=IATAチーフ・エコノミストのブライアン・ピアース氏