シンガポール政観、ビジネスイベント誘致強化

日本でセミナー、独自支援メニュー検討も視野に

　シンガポール政府観光局（STB）はこのほど都内で展示会企画担当者を対象とした「シンガポール国際展示会ビジネスセミナー」を開催した。当日はSTB内でエキシビションやコンベンション関連の事業を展開するSECB（シンガポール・エキシビション＆コンベンション・ビューロー）のアンドリュー・プア ディレクターが来日し、シンガポールにおけるビジネスイベント開催のメリットなどについてプレゼンテーションを行った。プアディレクターはセミナー終了後、本紙とのインタビューに応じ、「シンガポールへのビジネスイベント誘致促進の上で、日本市場の存在は非常に重要である」とした上で「特にテクノロジー関連のイベント誘致を強化していきたい。また、日本市場独自の支援策についても検討の余地がある」と述べ、日本からのビジネスイベント誘致に向けてより一層力を入れていく考えを示した。

※写真＝シンガポール・エキシビション＆コンベンション・ビューローのアンドリュー・プア ディレクター

※写真＝展示会主催者などを対象に実施したセミナーの模様