★ホテルビスタ運営会社、コロナ禍で民事再生

　新規開業費用や運転資金繰り悪化、負債30億円

　東京商工リサーチ（TSR）によると、ホテルビスタを運営するビスタホテルマネジメント（東京都千代田区神田美土代町9-1、設立2006年9月、資本金5000万円、佐藤雅之社長）は3月11日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、同日に保全・監督命令を受けた。負債総額は約30億円。同社は全国にビジネス向けのホテルを19軒展開、東京オリンピック・パラリンピックの開催による訪日需要を想定してホテルをオープンを加速したことが、コロナ禍で経営を圧迫した。ホテルは休業せずに営業を継続している。

※写真＝民事再生手続き開始と営業継続を告知するホテルビスタのホームページ