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ヴィデロー航空、2026年に全電動機運航開始へ
ロールス・ロイスとテクナムが開発する「P-Volt」
ロールス・ロイスと機体メーカーのテクナムが、スカンジナビアのヴィデロー航空と協力して、ヴイデロー航空が運航するコミューター機市場向けに全電動航空機を提供することを発表した。3社によれば、ヴィデロー航空が2026年の運航開始を目指す方針だ。
ロールス・ロイスはこれまでに、ヴィデロー航空との間で持続可能な航空機に関する研究プログラムを成功させてきた一方、テクナムとの間では11人乗りのテクナムP2012トラベラーをベースにした全電動航空機「P-Volt」に動力を提供するパートナーシップを締結済みだ。
同プログラムは、2026年からノルウェー市場で「P-Volt」運航開始を目指すとしており、全電動航空機の開発から引き渡しまでの全要素をカバーするというもの。ノルウェーはその地形から地域間移動に航空機を多用しており、2040年までに国内線全便をゼロエミッションにするという目標を掲げている。
ロールス・ロイスとテクナムの役割分担は、・・・・・・・・。
※写真=テクナムとロールス・ロイスがヴィデロー航空向けに全電動航空機「P-Volt」を提供する。2026年に運航を開始することを目指す(提供:テクナム)