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2021.04.05

WING

空飛ぶクルマ離発着場に求められる要件とは?

兼松、バーチポートで英・スカイポーツと提携

 兼松がeVTOL(垂直離着陸型電動航空機)、いわゆる空飛ぶクルマの離発着場「バーチポート」の開発を進めている英国のベンチャー企業であるスカイポーツ社(Skyports)と業務提携を結んだ。兼松は日本国内における「バーチポート」導入に向けて、様々な協力を展開する方針だ。具体的には地域課題に対するヒアリングのほか、現実的なバーチポートのネットワーク、導入や課題解決に向けた洗い出しをサポート。さらにはeVTOLメーカーや運航業者における当該地域における参入支援、バーチポートの規程・基準策定における国内監督官庁との調整、そして社会受容性向上に向けた地域との連携・対話など、様々な協力を展開していく考え。
 スカイポーツはベンチャー企業ながら、世界的にも大きな注目を集める企業。欧米規制当局における・・・

 

ヘリポートとは似て非なるバーチポート
大電力・急速充電対応など様々な設置要件

 

バーチポート、航空事業と異なる視点重要
街・地域・インフラづくりの観点が鍵に

 

※写真=シンガポールでVolocopterが2019年10月に飛行実証した際にスカイポーツ社が設置したバーチポート「VOLOPORT」(提供:Volocopter、スカイポーツ)