ニコン、米モーフ3D株を過半数取得

材料加工事業拡大、中小型衛星向け事業展開

　ニコンが米国カリフォルニア州にあるモーフ3D社の株式の過半数を取得した。モーフ3Dは、3Dプリンターを用いた積層造形技術に定評があり、とくに航空宇宙関連部品の受託生産では全米トップクラスにあるという。
　ニコンによれば、同社の中期経営計画において、「材料加工事業」を成長領域に掲げており、2019年7月には「材料加工事業」をはじめとする新たな事業立ち上げを加速する目的で「次世代プロジェクト本部」を設立。・・・

※写真＝ニコンが米国カリフォルニア州にあるモーフ3D社の株式の過半数を取得（提供：ニコン）