ボーイング、第1四半期の民間機納入数は77機

737が63機、引き渡し再開の787も2機など

　ボーイングが4月13日（米国シカゴ現地時間）に発表した2021年第1四半期（1-3月）における民間航空機の顧客に対する納入数によれば、民間航空機全プログラム合計で77機だったことが明らかになった。このうち737ファミリーの引き渡し数が63機に達しており、MCAS問題の解決によって引き渡しが737MAXの納入が再開されたことが大きく後押しするかたちとなった。
　一方、787型機の納入数は2機に。787型機は製造上の問題で機体納入が停止されていたが、第1四半期末の去る3月26日（現地時間）に引き渡し作業を再開している。・・・

※写真＝ボーイングの第1四半期の民間機納入数は計77機に。737MAXの納入再開が納入数を引き上げた。懸案だった787型機も第1四半期末に納入を再開した