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2018.08.03

WING

日本郵船1Q決算、航空運送事業は前年比16億円減

NCAの不適切整備による運休が影響

 日本郵船グループは7月31日に2019年度第1四半期決算を発表した。第1四半期の売上高は対前年同月比10.9%減少した約4648億9500万円と減収。損益面でも、営業損失81億1900万円円、経常損失66億600万円となった。この結果、四半期純損益は前年の53億9800万円の黒字から、45億9400万円の赤字に転落した。
 このうち日本貨物航空(NCA)による航空運送事業については、売上高が217億円と前年同期比7.2%減少。経常損益では、前年同期の7億円の利益から、今第1四半期には16億円の損失と、前年同期比228.5%減少した。
 輸送重量は前年同期比21.1%減少した11万2千トンに縮小。輸送量(RTK)は6億6900万トンキロと前年同期比21.0%減、供給量(ATK)は9億4400万トンキロと前年同期比20.0%減となった。