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ANA、機内食容器を植物由来へ、Yクラス容器変更
脱プラスチック加速、年間317トンの削減に
全日本空輸(ANA)は8月から、国際線エコノミークラスで提供する機内食の主菜容器をプラスチック製から植物由来のものへ順次変更する。日本の航空会社としては、初めての取組み。ANAではこれまで、使い捨てプラスチックの使用縮減に努めてきたが、この主菜容器の変更で、機内物品の使い捨てプラスチック使用量を2019年度比で約3割に相当する年間約317トン削減することになる。
ANAが導入を進める植物由来の容器は、サトウキビから砂糖を精製する際に残った茎や葉を使用したバガス素材というもの。・・・
※写真=左が従来から使用しているプラスチック製容器。それを右のバガス素材のものへ変更する(提供:ANA)