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2018.08.06

ウイングトラベル

サンズ・マカオ、「ロンドン」テーマリゾート

港珠澳大橋開通に期待、日本MICE需要拡大へ

 マカオのIR「サンズ・リゾーツ・マカオ」が毎年、日本で開催する旅行業界、MICE関係者を招待する2018年のロードショー開催のために来日したアシステンス・ヴァイス・プレジデント・オブ・セールスのエヴリン・カン氏は、本紙のインタビューで、ベネチアンのローマ、パリジャンのパリに続く新たなプロダクトとして、「ロンドン」コンセプトの開発を今年から本格的に進め、2020年までに完成させることを改めて強調した。
 サンズ・リゾーツ・マカオは昨年10月、サンズ コタイ セントラル地区のコンラッド、シェラトン、セントレジス、ホリデイ・インの4軒のホテルが「ロンドン・マカオ」生まれ変わることを発表した。カン氏は「2020年までに段階的に完成する予定で、イタリア(ベネチアン)、フランス(パリジャン)、そして英国(ロンドン)と、アジアが最も好まれるヨーロッパの3都市が揃うことになる」と指摘した。このための改装費は12億ドル。
 具体的な計画は今後明らかにされるが、ウェストミンスター宮殿のビッグベンやバッキンガム宮殿に象徴されるロンドンのランドマークが誕生する予定で、、赤い2階建てバスの走行など、コタイセントラル地区がロンドン一色に染まるようだ。
 カン氏は「ホテルにテーマがあることが重要で、既存の顧客はもとより、新しいプロジェクトに新しい顧客を受け入れていきたい」と抱負を語る。

 

※写真=サンズ・リゾーツ・マカオ・アシステンス・ヴァイス・プレジデント・オブ・セールスのエヴリン・カン氏