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エアバス、2023年に自律機能搭載ヘリ実証へ
コードネーム「Vertex」、フライトラボで技術実証
エアバスは4月26日(仏マリニャンヌ現地時間)、ヘリコプターに自律機能を導入するプロジェクトを進めていく方針を明らかにした。このプロジェクトのコードネームは「Vertex」。エアバスが有するヘリコプターの「Flightlab」(フライトラボ)に自律型機能を導入する。同プロジェクトを通じて、運航準備と管理を簡素化し、ヘリコプターパイロットの作業負荷を軽減して、安全性向上を図ることが狙いだ。エアバスは2023年には完全なかたちでのデモンストレーションを実施する計画だ。
フライトラボに搭載する自律化技術は、状況認識と障害物検知のためのビジョンベースのセンサーとアルゴリズムのほか、自動操縦を強化するためのフライ・バイ・ワイヤ、そして飛行中の監視と制御のためのタッチスクリーンとヘッドウェア・ディスプレイによる高度なヒューマン・マシン・インターフェースとなっている。
これらの技術を組み合わせることで・・・・。
※画像=エアバスが「フライトラボ」を活用してヘリコプターの自律機能を盛り込むプロジェクトを推進する(提供:エアバス)