記事検索はこちらで→
2021.04.28

ウイングトラベル

★IATA、渡航先コロナ対策情報など提供するオンラインツール開発

 UNWTOと共同開発、渡航要件や目的地感染対策など提供

 国際航空運送協会(IATA)と世界観光機関(UNWTO)は4月23日(ジュネーブ、マドリード現地時間)、国際旅行の再開に向けて、「UNWTO-IATA Destination Tracker」(ディスティネーション・トラッカー)を発表した。各国政府の出入国制限緩和時の信頼感を高めつつ、観光産業をできるだけ早期に回復させることを目的に開発したオンラインツールで、各国政府が新型コロナ禍の渡航要件や渡航先で実施されている対策などの情報を提供する。
 IATAらによれば、「UNWTO-IATAディスティネーション・トラッカー」では目的地・国毎の感染率、陽性率、ワクチン接種状況などを含む各指標の情報を取得することができるほか、新型コロナ検査や検疫などを含む渡航規制、さらには渡航先現地におけるマスクの着用、外出禁止令、レストランやアトラクションに関する規制など、一般的な衛生対策を含め、各国の観光機関が提供する渡航先の情報を提供する。

 

※写真=IATAとUNWTOが渡航先の新型コロナ指標や感染対策などの情報を提供するオンラインツールを開発した(提供:IATA)