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ロッキードなど、米陸軍よりレーザー兵器受注
1000万ドルで次フェーズに向け開発を継続
米陸軍はこのほど、ロッキード・マーティンが主導するDyneticsチームと1000万ドルに上る高エネルギーレーザー戦術車載実証機(HEL TVD)の次のフェーズへの開発継続契約を行った。これは100キロワットクラスのレーザー兵器である。
レーザー兵器は容積が大きく低コストの脅威に対して、低コストで弾薬の制限がないことから理想的な兵器と言える。DyneticsのHEL TVDは厳しい環境条件下を想定して高い信頼性のサブシステムにより構成している。同チームは最近、システム要求審査と技術ベースライン更新を完了した。次のステップは2019年12月に予定されている初度設計審査となる。
※画像=Dyneticsが開発中の戦術レーザー兵器搭載車両の想像図(提供:ロッキード・マーティン)