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2018.08.07

WING

米空軍、F-35修理用部品を3Dプリンターで作成開始

ヒル基地の第388整備群、コスト整備と修理時間短縮に

 

 米ユタ州ヒル空軍基地の第388整備群に最近、3Dプリンターが導入された。これは空軍の修理・能力向上プログラムの一環であり、F-35戦闘機の特定の交換部品用として可用性の拡大とコストダウンの進展が期待されている。
 同整備群司令のミッチェル・マイルズ大佐は、「任務飛行のサイクルに基づき、我々整備部隊は常に早さ、安全性、品質を一層高めて運用者に提供することが求められている。航空機の可用性と即応性が運用には求められるからである。しかし、コスト効果も優先順位のひとつとなっている。(3Dプリンターという)この新技術の導入は、コスト低減の大きなポテンシャルとなり、迅速な修理能力をもたらすと期待している」と述べている。

 

※写真=3Dプリンターのセッティングを行うスコット・マシュー技術軍曹(提供:米空軍)