ウイングトラベル
★JALら7者、Modernaワクチン流通本格化
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厳格なコールドチェーン流通網形成へ
日本航空(JAL)、関西エアポートら7者は5月21日、欧州Moderna社で製造された新型コロナウイルスワクチンの流通を本格化させたことを発表した。このワクチンの保管温度は、マイナス20度を基本に誤差を5度以内に抑える厳格な管理が求められている。JALは、これまでの医薬品輸送で培った経験を活かし、JALの旅客定期便が就航していないブリュッセル空港から、徹底した温度管理、輸送時間・貨物状態のモニタリングによる高品質な貨物ハンドリングを提供する。関西エアポートでは、国内最初の窓口となる関西国際空港で、関係者と共にタスクフォースを立ち上げ、ワクチン輸送のリードタイムを極力短くするサポート体制を整える。