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2018.08.09

ウイングトラベル

「ウェスティン」ブランドで客層拡大狙う

ハワイ島の「ウェスティン ハプナ ビーチ リゾート」

 ハワイ島にあるマウナ ケア リゾートより、マウナ ケア リゾート バイスプレジデント、オペレーションズのクレッグ・アンダーソン氏が来日し本紙とのインタビューに応じた。アンダーソン氏は同リゾートが展開する「ハプナビーチプリンスホテル」が6月26日から「ウェスティン ハプナ ビーチ リゾート」にリブランディングしたことについて触れ、「グローバル規模で認知度の高いウェスティンのブランド力と、アロハスピリットを兼ね合わせることで、より強固なものとなる」と強調、新たな客層拡大に意欲を見せた。
 プリンスリゾーツハワイインクが運営するマウナ ケア リゾートは、ハワイ島の西北、コハラコーストに位置し、マウナ ケア ビーチ ホテルとウェスティン ハプナ ビーチ リゾートの2つのリゾートホテルを展開する。アンダーソン氏は、リブランディングの告知を兼ねて来日したもので、旅行会社向けのセミナーやメディア関係者も集めたレセプションを開催、ハワイ島の観光情報や展開する2つのリゾートの特徴、新たにウェスティンとなったウェスティン ハプナ ビーチ リゾートについて紹介した。
 アンダーソン氏は「ウェルビーイングというウェスティンのコンセプトをベースに、全客室をウェスティンのスタンダードに一新した」と説明。客室には、ウェスティンを代表する「ヘブンリーベッド」や「ヘブンリーシャワー」を備え、レストランやバーなどの料飲施設もコンセプトを一新。さらにファミリー向けプールと、大人専用のインフィニティプールを新設した。
 今回の改装にあたり、親会社の西武ホールディングスは、約50億円(4600万ドル)を投資。リゾートには2つのチャンピオンシップ・ゴルフコースや2つの「ハワイ島を代表する」ビーチ(マウナケアビーチ、ハプナビーチ)、さらに「数え切れないほど豊富なアクティビティー」を提供する。

※写真マウナ ケア リゾート バイスプレジデント、オペレーションズのクレッグ・アンダーソン氏