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2018.08.09

ウイングトラベル

7月の旅行業倒産は1件も負債10倍の4.4億円

宿泊業の倒産件数は10件、負債100億円超え

 東京商工リサーチ(TSR)によると、7月の旅行業の倒産件数は1件(前年同月は2件)、負債総額は4億4000万円と、前年同月の4400万円から10倍に膨らんだ。
 既報の通り、静岡県で教育旅行などを取り扱っていた第1種旅行業の国際観光(株)(静岡県葵区)が資金繰りの悪化から破産を申請し、静岡地裁から破産開始決定を受けたが、負債総額が約4億4000万円と大きかったことが影響した。
 一方、7月の宿泊業の倒産件数は10件(前年同月は6件)、負債総額は約5.7倍の107億6900万円と、件数、負債額ともに膨らんだ。単月の負債総額が100億円台に達したのは7ヶ月ぶり。