ウイングトラベル
★訪日小規模分散型ツアー、東京オリパラ後検討へ
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観光庁、感染状況とワクチン接種両面で見極め
観光庁の蒲生篤実長官は6月16日の業界紙会見で訪日外国人の小規模分散型パッケージツアーの試行を始めとした観光による国際観光再開に向けた一連の政策について、東京オリンピック・パラリンピック(東京オリパラ)終了後に実施時期に向けた方向性を検討していく考えを示した。蒲生長官は訪日モニターツアーの実施について「経済活動の再開に向けた流れや安心・安心できる環境の下で事業を行っていかないと実のあるものにならない」とした上で「東京オリパラが終了し、ひと呼吸を置いたのちに実施時期を探っていきたい」と述べた。さらに、Go Toトラベル事業の再開については「感染ステージの状況を始めワクチンの接種状況など複数の要素を踏まえた上で総合的に判断していきたい」との考えを示した。
※写真=業界紙との会見に応じる観光庁の蒲生篤実長官