ウイングトラベル
カールソン・ワゴンリー、NDC導入でアマデウスと協業
アマデウスの「NDC-X program」に参画
アマデウスと、カールソン・ワゴンリー・トラベル(CWT)は、このほどアマデウスが展開する「NDC-X program」にCWTが参画することを発表した。これによりCWTは、アマデウスと協業してNDCを導入することとなる。
NDC(New Distribution Capability)は、IATA(国際航空運送協会)が推進する新しい流通規格。従来のGDSを経由とした予約手配と比べ、より柔軟な運賃設定が可能となり、座席や機内サービスなど、より細かな情報を参照することができる。アマデウスでは、NDCの推進プログラムとして「NDC-X program」を立ち上げ、航空会社や旅行会社へシステムを提供するITプロバイダーと、アグリゲーター(集約者の意。NDCでは、航空会社からの情報を集約し、旅行会社と接続する役割を担う)の双方でNDC導入促進に取り組んでいる。
今回の「NDC-X program」の参画を受け、CWTグローバルネットワーク&テクノロジーパートナーズ担当シニアバイスプレジデントのヴィンチェ・キリコ氏は「GDSとの連携は、NDCのポテンシャルを駆使し、当社顧客である法人出張者により豊富な選択肢を提供し、出張体験を変革するための一番の近道であると考えている」と述べた。