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海賊対処航空隊、7月は20回、約140時間の飛行
統合幕僚監部は、海賊対処のためソマリア・アデン湾へ派遣された航空隊および水上部隊の7月の活動状況を発表した。航空隊のP-3C哨戒機が7月に行った活動は、飛行回数が20回、約140時間で、確認した商船数は約1600隻、護衛艦、諸外国の艦艇および民間商船への情報提供回数は約80回となった。7月のP-3Cの活動により、海賊対処派遣航空隊が行った飛行は累計で2088回となり、飛行時間は約1万5900時間となった。確認した商船数は約17万3500隻となり、情報提供回数が約1万3550回となった。
また水上部隊が7月に行った活動は、直接護衛が2回で、護衛隻数は2隻だった。この2隻は、日本の運航事業者が運航する外国籍船が1隻、海外の運航事業者が運航する外国籍船が1隻だった。ゾーンディフェンスを実施したのが24日で、確認した商船数は約70隻になった。