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2021.07.16

WING

ブルーインパルス、五輪開会式展示飛行ルート発表

井筒空幕長「感染拡大防止で呼びかけを検討」

 航空自衛隊は7月15日、7月23日に開催される東京オリンピック競技大会開会式で実施するブルーインパルスの展示飛行について、予定飛行ルートを発表した。今回の飛行ルートは、2020年5月に実施した新型コロナウイルス感染症に対応している医療従事者などに対する敬意および感謝を示すための展示飛行よりも飛行範囲が広く、開会式会場となる国立競技場上空でオリンピック・シンボルを描いた後、主に東京23区上空を航過飛行する。また、20日から22日までのいずれか1日に予行飛行を行う計画で、この際にもオリンピック・シンボルを描く。

 航空自衛隊では、予行の実施日が決定した場合や、本番当日の飛行時間を告知する場合のほか、天候などの理由により展示飛行の内容変更や飛行を取りやめる場合について、航空自衛隊のSNSなどを通じて告知するとしている。

 なお、予定飛行経路によると、練馬区側から都心へ進入し、国立競技場の上空を飛行後、港区、荒川区、豊島区へと逆時計回りで飛行する。その後、再び国立競技場上空を航過して、杉並区まで飛行すると、時計回りで北区、足立区、葛飾区、江東区、港区の上空を飛行して、西南西方向へ向けて飛行することになる予定となっている。

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