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2018.08.22

ウイングトラベル

豪政観、18年上半期日本人渡航者4.0%増19.9万人

プロモ強化や旅行会社の重点地区選定も追い風に

 オーストラリア政府観光局(TA)は、2018年上半期(1〜6月)の日本人渡航者数が4.0%増の19万9600人となったと発表した。観光局のプロモーションに加えて、旅行会社の重点デスティネーションとして選ばれたことや航空会社各社との強固なパートナーシップが追い風となり、堅調な伸びを見せたものとみられる。
 TAは19もの世界遺産を有し「絶景大陸」と呼ばれるような豊かな自然とともに、進化し続ける食文化など新たなオーストラリアの特徴を積極的にアピールするプロモーションを展開。その結果、幅広い層に対して魅力的な渡航先としての存在感を高めている。
 さらにJTBが今年度の「グローバル・デスティネーション・キャンペーン」にオーストラリアを選んだことや日本旅行も「No1戦略国」の1つとして設定するなど、旅行会社との強力なプロモーションを実施できていることや、航空会社各社とのパートナーシップも構築できていることなどが、今回の実績につながった。

 

※グラフ=2014年〜18年の上半期日本人渡航者数の推移(オーストラリア政府観光局提供)