ウイングトラベル
★ヨーロッパの旅行需要、リゾートから回復
デジタルグリーンパス導入、観光地に賑わい戻る
JTB欧州グループ本社の鈴木執行役員に聞く【後編】
EUでは去る7月1日より「デジタルグリーンパス」、いわゆるワクチンパスポートの運用が開始され、世界に先駆けてコロナ禍で人流を正常化させていく取り組みが始まった。ヨーロッパでは観光産業がその国の経済の中核を担う国も多く、ワクチンパスポートや陰性証明などを活用しながら、観光を再開し経済を再生させていく取り組みが進められており、リゾートを中心に観光地には賑わいが戻りつつある。日本でも7月26日より、海外渡航を行う人向けに「ワクチン接種証明書」の発行が開始されたが、日本への帰国・入国時の14日間隔離はそのままで、隔離免除や緩和に向けた具体的な検討はこれからだ。そのため先行するヨーロッパの動向に注目が集まっている。
そこでヨーロッパの観光の最新動向や、アフターコロナに向けたJTBヨーロッパグループの事業戦略などについて、JTB欧州グループ本社の鈴木浩之介執行役員事業開発統括にオンラインインタビューした。前号に続きインタビューの後編を掲載する(聞き手=印南有理本紙編集長)。
※写真=ヨーロッパの観光マーケットは世界に先駆けて動き出した。スペイン・グラナダのアルハンブラ宮殿を望むサンニコラスの丘は、多くの旅行者で賑わっている(写真提供=JTB)
インタビュー前編はこちら
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