★国交省、九州地方整備局の事務所でクラスター発生

　同フロアで15名の感染確認、7名が懇親会参加

　国土交通省は8月3日、福岡市にある九州地方整備局博多港湾・空港整備事務所で、職員15名が新型コロナウイルスに感染するクラスターが発生したと発表した。感染が確認された15名のうち7名の職員は7月28日夜に開催された懇親会に参加していた。
　国交省では、職員による懇親会の開催自粛という内閣人事局長要請に基づく国交省の感染拡大防止対策に違反しており、「極めて遺憾、重く受け止めている」としている。これを受けて国交省は同日、全職員に対し、改めて国家公務員としての自覚と緊張感をもち、懇親会の開催自粛等のルール遵守を徹底するよう指示した。省を挙げて再発防止に取り組むとしている。