ウイングトラベル
★ANA6月、国内旅客79万人、国際旅客5万人

国際線、4月以降RPK微増、ASK低水準続く
全日本空輸(ANA)が8月5日に発表した6月の旅客輸送実績によれば、国内線の旅客数は対前年同月比42%増加した79万9336人となった。新型コロナウイルス感染拡大で6月の国内線旅客需要も厳しい水準に留まり、5月に続き、2ヵ月連続で70万人台の国内線旅客数に留まった。ちなみに今年4月の国内線旅客数は106万3815人(前年同月比:293.3%増)だった。
一方、国際線旅客数は渡航制限で需要が冷え込んでいることのほか、路線ネットワークが崩壊していることの影響で旅客数はわずか5万1440人に。それでも前年同月比で58.6%増加しており、2020年の国際線旅客数が如何に少ないものだったことをあらためて印象付けた。