★IATA、「トラベルパス」にデジタル陰性証明

　欧州大手医療診断サービスSYNLABと提携

　国際航空運送協会（IATA）は8月11日（ジュネーブ現地時間）、欧州の大手医療診断サービス・プロバイダーのSYNLAB社と提携し、IATAのデジタル証明アプリ「IATAトラベルパス」を通じて、旅行者に新型コロナ検査結果のデジタル証明を直接提供することができる仕組みを整備すると発表した。
　新型コロナ危機からの航空業界回復に向けて大きなカギを握っているのがデジタル証明だ。紙ベースの陰性証明などの各種やり取りやは、その確認に多大な時間を要するなど、旅客需要が回復すれば、空港が大混乱に陥りかねないことが懸念されている。そこで大きな期待が集まっているのがデジタル証明だ。