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2018.08.24

ウイングトラベル

ジャパン・ツーリズム・アワード大賞に雪国観光圏

優秀賞にJTBのホノルルフェスティバルが受賞

 第4回「ジャパン・ツーリズム・アワード」の大賞は、一般社団法人雪国観光圏が受賞した。取組名は、『地域連携DMOによる新たなブランドづくり「真白き世界に隠された知恵に出会う」』で、日本版地域連携DMOの大賞受賞は初めて。
 受賞のポイントは、日本版DMOの先駆的な存在として雪国の新たなブランドストーリーを3県7市町村が連携して構築するなど、持続可能な地域経営の取組みとして成果を上げている点と、地域に根付いた暮らしや文化など新たな価値を創造し、マーケティングにより明確な顧客ターゲットを設定、顧客ニーズにマッチした商品開発、品質管理などを徹底している点の2点が高く評価された。
 また、優秀賞には、旅籠屋(国内・訪日領域ビジネス部門)のMOTELチェーン「ファミリーロッジ旅籠屋」全国展開、JTB個人事業本部海外仕入商品事業部(海外領域ビジネス部門)のホノルルフェスティバル、陣屋コネクト(国内・訪日領域ビジネス部門)の旅館改革への挑戦が選ばれた。

 

 エクセレント・パートナー賞にタイ国政府観光庁

 また、タイ国政府観光庁(海外領域地域部門)が、エクセレント・パートナー賞をタイ12の秘宝(12 Hidden Gems)で受賞した。
 今回はこれまでの大賞、優秀賞、入賞に加えて、社会・経済の持続的発展に果たす「ツーリズムの役割」をアピールする先進的活動にフォーカスをあて、新たに「DMO推進特別賞」、「ICT活用特別賞」「UNWTO倫理特別賞」を設定した。
 今回は国内・訪日領域206件(うち国内・訪日領域ビジネス部門の105件)、海外領域55件の応募があった。近年はインバウンドに関する応募は増加傾向で、中でも、DMO、ICT関連事業者からの応募が目立っている。また、エコツーリズム、ユニバーサルツーリズム、震災復興、LGBTに対する取組みも見られている。
 表彰式は9月20日ツーリズムEXPOジャパン開会式に続いて行われる。受賞団体の半数以上は、展示商談会へブースを出展する。

 

雪国観光圏ウェブサイト

 

※雪国観光圏ウェブサイト画像