WING
JAL、劣後ローン・社債で約3000億円の資金調達
A350国際線の投入加速へ、二酸化炭素低減も推進
日本航空(JAL)は9月10日、総額3000億円規模の新たな資金調達計画を発表した。4行の銀行と最大2000億円の劣後ローン契約を締結し、併せて今後約1000億円の劣後債を発行するとした。狙いは新型コロナウイルス感染拡大影響の長期化を見据えた手元流動性の確保と、中期経営計画で打ち出した各種成長への投資を確実に行うため。特にフル・サービス・キャリア(FSC)として重視する欧米路線の機材刷新を加速化して、ポストコロナの貴重なビジネス需要を獲得したい考え。
お試し価格で全文公開中です。