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OAG、年内に8000万席大台に届かず
需要少ない冬季向け供給削減の動き顕在化
フライトデータサービスを提供する英国のOAGのジョン・グラント氏は、「世界の航空定期便における提供座席数が、年内に8000万席の大台に乗る可能性は極めて低い」との見解を明らかにした。提供座席数の回復は踊り場にあって、8000万席を下回って推移。「航空会社はスケジュール調整を進め、冬スケジュールに向けて現金を蓄える動きがある」と説明。通常では夏季に比べると冬季は旅客需要が減少することにあることから、需給調整を深堀りするために供給量の増加を抑える傾向にあると分析した。
※写真=OAGは年内に8000万席台に回復することは困難との見通しを示した(提供:OAG)
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