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川崎重工、伊那市で複合回転翼eVTOL物資輸送網構築
5年でプラットフォーム構築を計画、伊那市からの委託で
川崎重工業は10月5日、同社が開発中の複合回転翼eVTOL「K-RACER」を活用して、長野県・伊那市の物資輸送プラットフォーム構築事業プロジェクトに参画することを表明した。
このプロジェクトは伊那市が川崎重工業に委託したもので、2021年度~2025年度までの計5カ年で計画。2021年度~22年度にかけて飛行ルートの設定および機体ハンドリングの検証を行い、23年度~24年度にかけてサービス能力を実証する。川崎重工業によれば、この間に機体を使った輸送能力の実証も行う計画だ。加えて2025年度には物資輸送サービスのプラットフォームを構築することを目指す。
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