旅客需要回復に向けて航空各社が自信回復へ

週単位の座席調整変動が小幅なものに

　フライトデータなどのサービスを提供するOAGのジョン・グラント氏は、今夏スケジュール期間中、航空会社は週単位で大規模な座席供給量の調整を行っていたことに触れつつ、最近になって「欧州の航空会社の運航計画調整がようやく安定してきた」との認識を示した。ワクチン接種が世界各地で進み、一部の国・地域で国境再解放の動きが加速しつつあることから、航空会社各社が旅客需要回復に向けて自信を深めつつある様相で、その結果、週あたりの座席調整の変動が小幅なものとなってきたという。