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JAXA、ワンテーブルと防災宇宙食開発へ
被災地と宇宙共通の食の課題・ニーズ抽出
宇宙航空研究開発機構(JAXA)とワンテーブルは、防災分野における新たな事業創出を目指し、JAXA研究開発プログラム「宇宙イノベーションパートナーシップ(J-SPARC)」の事業コンセプト共創に関する覚書を締結した。被災地と宇宙に共通する食の課題やニーズを抽出し、JAXAとワンテーブル双方が持つノウハウを組み合わせた災害時でも宇宙でも活用できる食の新カテゴリー「BOSAI SPACE FOOD(BSF)」の開発する。JAXAによれば、宇宙滞在時の特徴である閉鎖的で水や食料が限られている点が、被災地における食環境に類似している点に着目し、新たな防災への取り組みの検討を開始したという。