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米Twelve社、CO2からジェット燃料製造に成功
米空軍、燃料を現地製造して石油燃料の補完目指す
米空軍は10月22日(米国バージニア州現地時間)パートナーである米国企業のTwelveが、今年8月に二酸化炭素(CO2)からジェット燃料を製造することに成功したと発表した。
米空軍では2020年に炭素変換企業であるTwelveを承認し、Twelveの独自技術によりCO2をE-Jetと呼ばれる航空燃料に変換可能なことを実証するプログラムを開始していたところで、今年8月にはこれに成功した上、カーボンニュートラルな合成燃料を大量製造するための条件を整えたという。米空軍はプロジェクトの第1段階は今年12月に終了し、過程および結果を報告する予定と述べている。更に次の段階として、より大量の合成燃料製造に向け、技術をスケールアップしていくとしている。
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