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2018.09.03

ウイングトラベル

地方部への訪日外国人宿泊需要が45%増に

エクスペディアが分析、訪問者の国籍も変化

 エクスペディアグループは2018年上期の訪日旅行者のオンライン予約動向について分析した。それによると、いわゆる「ゴールデンルート」といわれる東京都、大阪府、京都府以外の地方部への宿泊需要が平均45%増となっていることがわかった。また、地方を訪れる外国人旅行者の国籍を見ると、アイルランドやメキシコからの旅行者が大幅に増加するなど、新たな動きが見られ始めている。
 都道府県別の宿泊予約動向を見ると、東京、京都、大阪を除いた地域の状況を見ると、沖縄県、福岡県、北海道、愛知県、千葉県がトップ5となり、この5道県が主要3地域を除くエリアの宿泊需要の半数を占める結果となった。前年同期の伸び率を見ると、青森県が約2.8倍増となったのを始め、熊本が2倍増、宮崎、宮城県が80%増と大幅に伸ばしている。