ウイングトラベル
HIS第3四半期決算、売上高23%増5104億円
旅行事業夏期予約好調、為替差損で純利益はマイナス
エイチ・アイ・エス(HIS)がこのほど発表した2018年10月期第3四半期(17年11月〜18年7月)連結決算は売上高が前年同期比23.0%増の5104億3800万円、営業利益が18.1%増の95億6300万円となった。主力の旅行事業でゴールデンウィークの販売や夏期シーズンの旅行予約が堅調に推移したことやハウステンボスやホテル事業も好調だったことが奏功した。一方で、為替差損として10億4600万円、投資有価証券評価損として3億3000万円をそれぞれ計上したことなどにより、経常利益は16.1%減の103億1300万円、四半期純利益は44億4000万円となった。
セグメント別の状況を見ると、旅行事業は売上高が24.2%増の4548億4800万円、営業利益は16.1%増の51億4400万円となった。5月下旬から実施したスーパーサマーセールや過去最大級となるチャーター便の仕入れ・販売により、夏の予約が好調に推移した。