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2021.11.18

ウイングトラベル

★ANA上期、国内線旅客は前年比54.4%増

 国際線は約7割増、内際共にコロナ前水準に遠く

 全日本空輸(ANA)の2021年上期(4-9月)の旅客輸送実績によれば、国内線旅客数は前年同期比54.4%増加した594万7750人となった。国際線旅客数も69.1%増加した32万7686人となり、国内線、国際線ともに、前年同期を大きく上回る旅客数を確保した。ただ、コロナ禍前の2019年上期の旅客数を紐解くと、期間中の国内線旅客数は2072万8386人、国際線も517万2309人を記録しており、回復には程遠い状況があらためて浮き彫りとなった。

 今年度上期は政府の緊急事態宣言など、移動・行動制限措置が期間中の約9割に発出されるなど、厳しい制限下にあった。その結果、国内線旅客数は当初期待していたほど需要が伸びず、前年同期実績は大きく上回ったものの回復は遅れた。

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