ウイングトラベル
STB、「Passion Made Possible」の新企画開始
文化体験、アウトドア、社交を新テーマに追加
シンガポール政府観光局(STB)はグローバル観光促進キャンペーン「Passion Made Possible」の新企画をスタートさせたと発表した。情熱をテーマに対象グループを設定した「パッション・トライブ」に新たに文化体験、アウトドア、社交3つのテーマを追加した。また、「ブランド・パーソナリティ」として80人を選定し、各種プロモーション活動に参加するほか、地元のクリエイターと連携したブランドイメージ動画を制作する。さらに、キャンペーンのコンセプトにあわせた現地ツアーも追加造成していくなどの取り組みを展開。日本を含めた世界16都市でマーケティング活動を展開していく。
Passion Made Possibleは、立ち止まることなく前進し続け、揺るぎない意志と確かな判断力を通じ、情熱を可能とするシンガポールの起業家精神とシンガポールの観光の魅力を詰め込んだ新コンセプトの企画として昨年8月に立ち上げた。STBはこのコンセプトを世界に広げるためにブランドイメージを具現化したショートフィルムを制作。STBによると、世界中で約3億回視聴され、延べ5億5000万人以上にコンセプト動画が届いたとしている。
これに加えて、プロモーションのターゲット層についても、年齢や性別など従来とは異なるアプローチで訴求。Passion Made Possibleのブランドの柱である「情熱」をキーワードとしたグループとしてパッション・トライブを設定。昨年は「美食好き」「買い物好き」「観光好き」「達成好き」の4つのトライブを設定し、プロモーションを展開した。