ウイングトラベル
★OAG、航空会社パニックならず座席供給量は「安定」
水際対策強化「事態把握までの短期的もの」と予想
フライトデータサービスを提供するOAGは、今週一週間に提供される定期便の航空座席数は、世界全体で7830万席が計画されていることを明らかにした。OAGのジョン・グラント氏は、「新型コロナウイルスの新たな変異株であるオミクロン株が出現したが、今週の座席供給量を安定している」とコメント。先週の座席供給量に比べて0.5%減に留まったことを明かした。
グラント氏は「航空業界は各国政府の水際対策強化に驚愕しながら、事態を注意深く見守っているようだ。いまのところ、少なくとも航空会社はパニックに陥っていない」と話した。
ただ、一方で「恐らく次の一週間にさらに多くの渡航制限が課せられることは必至だ」との持論を展開し、「人々は当初の予定よりも早く帰国するために奔走することになるだろう」とコメントした。