記事検索はこちらで→
2018.09.06

WING

政府宇宙予算概算要求、22.3%増に

内閣官房、内閣府、文科省の伸びが大、防衛省は減る

 内閣府宇宙戦略推進本部事務局はこのほど、全府省庁の概算要求における宇宙関係予算を集計、発表した。それによると総額は3556億円と前年度当初予算に比べて649億円、22.3%の増加となっている。府省庁別内訳では文部科学省が441億円(29.1%)増を始め、内閣官房(内閣衛星情報センター)が124億円(201.%)増、内閣府が122億円(74.8%)増といったところが目立つ。一方、防衛省は66億円(16.1%)減となったが、これは宇宙監視用レーダーの調達予算が前年度ピークとなったためと見られる。また、宇宙空間も監視可能となるイージス・アショアについては宇宙関係予算に算入しないことになっている。