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FRCE、V-22の塗装剥離行程に新手法導入
商業的手法取り入れ、化学剥離材で時間短縮
米海軍航空システム・コマンド(NAVAIR)は12月16日(米ノースカロライナ州現地時間)、東部艦隊即応センター(FRCE)がV-22オスプレイの塗装剥離行程に新手法を導入し、時間短縮と作業負荷を低減することに成功したと発表した。
航空機の定期整備の際には塗装を剥がす必要があるが、刺激が強い化学剥離材を用いるとV-22に使用している複合材が損傷する可能性があり、手作業によるサンディングでは時間がかかる上に作業者の負担も大きいという問題があった。NAVAIRによれば、V-22では塗装後の年数や塗膜の堅さによるものの、塗装のトップコートを落とすために8人から10人がかりで最大1週間かかることがあったという。
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