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2021.12.23

ウイングトラベル

★2021年の新型コロナウイルス死者350万人

 ワクチン接種40%「命を救い、命を奪う」

 世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長は12月22日の会見で、2021年の新型コロナウイルス感染状況について、「2021年はCOVID-19によって350万人が亡くなり、これは2020年のHIV、マラリア、結核の合計による死者数よりも多い。WHOの加盟国のうち、年末までに人口の40%にワクチンを接種するという目標に到達できたのはわずか半数だ」とワクチン接種の拡大を最大の課題に挙げた。「ワクチンが希望を与え、間違いなく多くの命を救った一方で、ワクチンの不公平な共有が、多くの命を奪ったことも間違いない」と総括した。