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防衛省、11日ミサイル約700キロ飛翔、日本EEZ外へ
防衛省は1月11日、北朝鮮が同日に発射した弾道ミサイルの可能性がある飛翔体について、分析結果の追加発表を行った。飛翔体の発射は少なくとも1発として、平壌の北側内陸部から東方向へ発射された。飛翔距離は通常の弾道軌道とすれば約700キロ未満で、日本の排他的経済水域(EEZ)外へ落下したものと見られる。韓国側の発表ではマッハ10に迫る極超音速ミサイルとの見解を示しているが、防衛省を始め日本側はミサイルの種類など詳細は分析中だとする。
防衛省では、米国などと緊密に連携して情報収集・分析を全力で取り組む。さらに関係幹部会議を開くなど、不測の事態に備えて万全な対応に取り組んでいるところだ。