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2022.01.14

WING

JAXA、調布航空宇宙センターの風洞試験設備民営化へ

25~27年度本格運用、他施設民営化未定も結果踏まえ検討

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、航空技術部門の拠点である調布航空宇宙センター(調布市深大寺)と、調布飛行場に隣接した調布航空宇宙センター飛行場分室(三鷹市大沢)内に設置している風洞試験設備10施設・設備を、PPP手法によって民営化する方針を固めたことが明らかになった。今年8月以降、業者選定を行い、12月中末までに決定する。2023年度~2027年度までをPPP事業期間に設定し、23年度~24年度を試行期間に設定。2025年~27年度までを本格運営期間と想定する。ちなみに、試行期間中は風洞の整備および改修計画や不具合対応など一部の業務でJAXAの支援(運用ノウハウの助言)を受けることができる。

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