記事検索はこちらで→
2022.02.07

WING

不明のF-15、新たに水平尾翼・燃料配管など発見

岸防相「搭乗員の人命救助に全力」、夜を徹し捜索

 岸信夫防衛大臣は2月4日の閣議後会見で、小松基地のF-15が墜落したとみられ、現在もパイロット2人を含む機体の捜索が続いていることについて、これまでに航空機外板の一部や、救命装備品の一部が発見されたことに加え、新たに水平尾翼右の一部や、燃料配管など、不明機の一部とみられる複数の物件が回収されたことを説明した。
 当該のF-15が消息を絶った直後から、航空自衛隊、海上自衛隊、海上保安庁の航空機や艦艇が周辺の捜索を開始。さらに2日からは海自掃海艇による海中捜索を開始したことに加え、3日からは陸上自衛隊部隊も海岸線の捜索を開始して、夜を徹した捜索活動が行われた。しかし海況が悪く「非常に厳しい天候条件の下で、一刻も早く発見できるように進めている」として、全力を挙げて捜索に当たっていることを強調した。

お試し価格で全文公開中です。