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2018.09.12

WING

瀬取り監視の関係国参加「国際社会の決意の表れ」

村川海幕長、情報交換で連携、露演習は重大な関心事

 村川豊海上幕僚長は9月11日の会見で、北朝鮮籍船の瀬取り行為に関する警戒監視について、9月中旬からオーストラリアおよびニュージーランドが監視活動に加わることに、「今回の関係国による活動は、制裁逃れを許さず、安保理決議の実効性を高める国際社会の決意の表れ」と述べ、海上自衛隊として収集した情報と、関係国との情報交換を緊密に行って、連携していく姿勢を示した。
 村川海幕長は、国際社会が連携して北朝鮮による瀬取りを含めた制裁逃れに対応していくことが、国連安保理決議の実効性を高めることになると説明。海自では、普段から警戒監視を実施しているが、そこで得られた情報を国際社会と共有を図ることが、瀬取りの艦しに置いては重要だと強調した。