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2022.02.08

ウイングトラベル

★コロナ禍の「学習貧困」70%に達すると試算

 世界銀行、子供・若者世代の将来収入に影響も

 

 世界銀行は2月1日、コロナ禍の学校閉鎖などにより「学習貧困」に陥る生徒の割合は70%に達するとの試算を発表した。また、世界各国は2022年に教育に対して約5兆米ドル(約570兆円)を費やすと言われているが、全ての子どもや若者を学校に戻し、授業に参加させ、学習の中心的要素を回復させない限り、若者や子ども世代が将来得られるはずの収入はその投資額の2〜3倍、いわば10兆米ドル(約1150兆円)から15兆米ドル(約1730兆円)失う可能性があるとして警鐘を鳴らしている。