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2022.02.08

ウイングトラベル

★1月の宿泊業倒産は4件、負債総額は7割減

 4件中3件は有数の温泉地の老舗施設

 

 東京商工リサーチ(TSR)によると、1月の宿泊業の倒産は4件、負債総額は12億6400万円だった。倒産件数は前年同月より5件増加したが、負債総額は41億円から12億6400万円へと69.2%減少した。4件のうち3件は有数の温泉地に立地する老舗施設で、長引くコロナ禍による客足の低迷や過去の債務整理のための倒産となっている。形態別では破産と特別清算が各2件だった。
 宿泊業の倒産件数は5ヶ月連続で減少している。1月としては2003年以降の過去20年間で最少となった。