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2022.02.21

WING

ICAO、環境委員会の第12回会合が終了

今年開催の総会議論向けて着実な成果

 国際航空機関(ICAO)の航空環境委員会(CAEP)の会合が去る2月17日、第12回会合を終了した。このなかで国際航空の長期目標(LTAG)、ICAOの国際航空カーボンオフセット・削減スキーム(CORSIA)の継続的実施を支援するための新しいグローバルスタンダードとガイダンス、航空燃料の持続可能性に関する技術的側面について、主要な成果が達成されたことなどが報告された。
 この会合には世界各国の300名以上の専門家が参加。このなかでICAOのサルバトーレ・シャキターノ議長は「今年開催される第41回総会は、航空セクターにとって決定的瞬間となるものだ。そして、CAEPの優れた仕事と世界規模の技術専門知識の集合体は、環境保護分野におけるICAOの努力、特にグリーン移行と新基準への転換というユニークな入り口において、極めて重要なもの」と話すなど、CAEPの成果を強調した。

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